【解説】
明石家さんま主演、生瀬勝久脚本、水田伸生演出の強力タッグによるカンパニー、奇跡のハートフル・コメディ「七人ぐらいの兵士」(2000~2001)を皮切りに、常に最高の爆笑と感涙を巻き起こしてきたカンパニーが6年ぶりに大阪にやってくる!!
昨年9月に東京・世田谷パブリックシアターで上演された「ワルシャワの鼻」が、数多くのお客様からのリクエストに応え、いよいよ大阪に参上します。 今回は、エネルギッシュな演技で映画やドラマを中心に活躍しこの春には新感線に出演するなど舞台にも積極的な山本太郎、映画「フラガール」で注目を集めミュージカル「ファントム」ヒロイン役で舞台にも進出し若手女優として注目の徳永えり、数々の舞台で重厚な存在感を発揮している三上市朗が参加し、フレッシュなキャスト陣が誕生。
いまやテレビで見ない日がない現代を代表するエンターテイナー明石家さんまがこの舞台で挑むのは“アパッチ”。もはや戦後ではないと言われ高度成長が始まった頃、大阪城のそばの陸軍の廃墟、膨大な鉄の塊の荒野を疾走する集団がいた。その名も“アパッチ”。生きるために鉄を盗み、売りさばき、酒を喰らい、そしてまた鉄を奪う。出自もさまざまで、泥臭くも愛おしいアパッチたちが、都会の片隅で貧しくも逞しく生きる姿を描く、時に悲しくも笑いに満ちあふれた骨太なエンターテインメント作品をお贈りします。
脚本は、最近は演出家としても注目の生瀬勝久による書き下ろし。演出は、昨秋公開のヒット作「なくもんか」など映画監督としての活躍も目ざましい水田伸生です。
強力な布陣を持ってお贈りする「ワルシャワの鼻」にどうぞご期待下さい。