PRESS ~プレス~
1960年代後半。日本は高度成長期に入り、人々はさまざまな娯楽を楽しむようになっていた。
大阪に本社を置くスポーツ新聞「堂島スポーツ」は、そうした波に乗ってそれなりの体裁を保ってはいるが、 しばらくスクープもなく、特に得意なジャンルがあるわけでもない。大げさな見出しの最後に小さく「か?」 を付けるやり方で笑いを取ってお茶を濁してきたが、最近はジワジワと売り上げを落としている。
文化部部長の才谷(明石家さんま)は、普段から「人を傷つけないウソなら、いくらついてもいい」と言ってはばからず、それどころか「誰かを幸せにするウソなら、それはロマンであり善行である」というのが信条。
ただしその判断基準が周囲とズレて、自分勝手と言われることもしばしば。とにかく口先が巧みで、読者のクレームを煙に巻くのが得意。それが「信じるのはアホなやつ、信じないのはつまらんやつ」と呼ばれる堂島スポーツの基礎をつくり、一部の読者からは人気を得ていた。
全国紙に対してライバル心を燃やし、スクープと売り上げに対して口うるさい局次長・磯貝 (大河内浩)、文化部のメンバーの面々。 スキャンダルを撮られた西宝映画の売り出し中の若手売れっ子女優・木村なでしこ(相武紗季)と、その彼である売れない元青春スター・萩原(音尾琢真)、堂島スポーツに出入りする曽根崎署の刑事・牧田(丸山智己)、、、、、。そして、なでしこのマネージャーであり、かつては元代議士秘書だった若狭(生瀬勝久)。秘書時代に代議士の汚職の罪を被り服役した過去を持ち、実は、才谷とは高校のサッカー選手時代に因縁の試合を繰り広げた宿敵でもあった。とにかく嘘が嫌いな、でも、実は天然な男。
そんな、個性的な登場人物達の交錯する思惑を巻き込みながら、日本が目一杯元気だった「高度成長期」の
大阪を舞台に展開される、熱い爆笑人間ドラマ!明石家さんまvs生瀬勝久の丁々発止のやり取り、そして、いつものメンバー&豪華ゲストの実力派キャストによるチームプレイにご期待下さい!!!
(※ストーリーには変更の可能性があります)