神様にお願い もしもちゃんといるなら
世の中に平和を もうちょっとください
神様よいるなら
星も土地も命もあんたの血をひいた雑種と変種だ
流れゆくもの 滞るもの
海の中にはクラゲがポツリ
でも超えられぬ 神の気まぐれなこの世界のバカななにもかも
神様に呆れた動物たちの声が夜空にこだまする 流れ星落ちる
泣き叫ぶ者 高笑う者
君の目からは涙がポロリ
じゃあ僕達は神が片手落ちごまかす間に先回りしよう
過剰なるもの 不足なるもの
できそこないが神を出しぬく
ほら届かない神様の華奢な短い腕じゃ僕らの場所には
長すぎるもの 太すぎるもの
鼻をのばして象がつぶやく
「今さらだけど神よ気まぐれを 謝るなら許してやるぜ」と
ケラ&ザ・シンセサイザーズ/
「神様とその他の変種」【アルバム「15エレファンツ」収録】より一部抜粋
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チラシの中面に、かつて自分が書いた、この度の公演と同名楽曲の歌詞を記載してみたりした。
なぜかって?今回はこの歌をもとにして一本の芝居を書けないものかと目下思案中だからだ。
書けないかもしれないし書けるかもしれない。人間何事もなってみなけりゃわかりません。
あ、もちろん歌詞をそのまま芝居にしようというわけではない。
動物がたくさん出る芝居をやりたいわけではないのだ。
そんなのやるのは大変だ(本物を使う場合)。あるいは茶番だ(着ぐるみ着用の場合)。
なんというか、この芝居にとってあの曲はイメージソングみたいな感じ?
言い換えりゃ、この芝居はあの曲にとってイメージプレイみたいな感じ?
なんかエロいな。いいぞ。別によくないか。
自作の曲名を芝居のタイトルに流用するのは、「カイカイデー」(86年)以来だから、実に23年ぶりのことであり、毎度タイトルに悩むのが常なのであれば、なにかと自分の曲名をつけちまえば簡単だったのに、なんで23年もやらなかったかっつうと、なんだか気恥ずかしいことに思えるからだ。
だったらやらなきゃいいのに今回やってしまった。
今回ばかりはあまりにピンときてしまったからだ。ああ気恥ずかしい。
「気恥ずかし損」にならぬよう、いつものように全力を尽くすのみだ。
主宰 ケラリーノ・サンドロヴィッチ (チラシコメントより)
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今回のチラシの撮影でロケにご協力いただいたのは首都圏外郭放水路です。
とても天井の高い地下空間でした!!
首都圏外郭放水路とは??
首都圏外郭放水路は、あふれそうになった中小河川の洪水を地下に取り込み、
地下50mを貫く総延長6.3kmのトンネルを通して江戸川に流す、世界最大級の
洪水防止施設です。日本が世界に誇る最先端の土木技術を結集し、平成18年
6月に完成。毎年5~10回の洪水を安全に処理することで、高い治水効果を発揮しています。
撮影に使用された、空間は「調圧水槽」という部分で、地下トンネルから流れてきた
水の勢いを弱め、スムーズに流すための巨大プールです。
幅78m、長さ177mというサッカーグラウンドほどの広さがあります。また、高さ
18mの柱が立ち並ぶ様子から「地下神殿」などと呼ばれています。
この調圧水槽では、事前に予約すると見学することもできます。詳しくは首都圏
外郭放水路のHPをご覧下さい。
首都圏外郭放水路HP -----------------------------
今回のパンフレットの撮影でロケにご協力いただいたのは、東京・池袋のサンシャインシティにある『コニカミノルタプラネタリウム“満天”in Sunshine City』です。
久しぶりにプラネタリウムに行きましたが、美しい映像と大人も楽しめるプログラムでした!
プラネタリウム“満天”は、「星空をとことん楽しむ」をコンセプトに、気軽に星空 を楽しめる新感覚プラネタリウム。魅力的なデートスポットとしても人気です。
特に、毎日19時から上映の「ヒーリング番組」は、美しい星空と映像、心やすらぐ音楽を、心地良いアロマの香りとともに楽しめる、“満天”ならではのプログラムです。
◆現在上映中の番組◆
・プラネタリウム番組 「ゴスペラーズ 星と大地のハーモニー」
北海道に広がる雄大な星空を ゴスペラーズの歌とともに
・CGプラネタリウム番組 「ブラックホール 無限の彼方へ」
日本初公開!NASAの最新データが暗黒の謎に迫る
・ヒーリング番組 「Planet Cafe 星空の虹」
やわらかな虹の光とアロマが優しく包む、リラクセーションプログラム
詳しくは満天ホームページをご覧下さい↓
満天ホームページ ★ケラリーノ・サンドロヴィッチインタビュー掲載中!
@ぴあ