2005年「すなあそび」公演以来5年ぶりになるナイロン100℃のside SESSION(番外公演)♯10「亀の気配」。
今回の公演ではケラリーノ・サンドロヴィッチ監修のもと、
ナイロン100℃の中堅役者にして自身の劇団ブルドッキングヘッドロックでも活躍する喜安浩平が作・演出を手がけます。
今年正式に劇団員になったメンバーたちの活躍をお見逃しなく!!
(以下、チラシコメントより)
喜安です。ここ何年か、NYLON100℃の劇団員でありながら、細々と脚本を書いたり演出をしたりしてきた者です。
今作についていくつか。
今回上演する作品は、私が数年前に書き下ろしたものの、改訂版です。
当時とは、企画の主旨も出演者もずいぶん異なりますので、だいぶ改訂版です。
「秘密」にまつわる話です。丁寧に、少しだけ狂ったものを作ろうと思っています。
次世代を担う演劇人のやることがまともなばかりでは、つまらない気がするからです。
私自身、なるべくフレッシュに臨みたいと思っています。 喜安浩平
久々の若手公演である。この度の俺の仕事といえば、喜安の台本にイチャモンをつけ、演出に横槍を入れ、役者たちに「頼むから一年でも早く、若手だ新人だと言われぬぐらい上手くなってフツーに先輩達と混じってくれ」と泣きながら怒ることぐらいだ。あ、あと、このチラシにはついぞ間に合わなかったが、眼と海老澤と上田以外の9人に芸名をつける、という大仕事があった。つまりは、本名で上がる最後の舞台ということになろう。どんな芸名になってしまうかは、本公演の成果次第だ。 ケラリーノ・サンドロヴィッチ