ARTISTアーティスト
1984年早稲田大学法学部卒業後、講談社に入社。
86年に退社後は作家、クリエーターとして、
活字/映像/舞台/音楽/ウェブなど、
あらゆるジャンルに渡る幅広い表現活動を行っている。
学生時代より舞台活動として「ドラマンス」に参加。
その発展形として、85年より宮沢章夫、シティーボーイズ、中村有志、竹中直人らと 演劇ユニット「ラジカル・ガジベリビンバ・システム」を結成。
講談社に入社後は、「ホットドッグプレス」誌で企画した『業界くん物語』が話題となる。
その後、「ノーライフキング」「解体屋外伝」などの小説や、講談社エッセイ賞受賞「ボタニカル・ライフ」第35回野間文芸新人賞受賞「想像ラジオ」などの著作を発表。
近著に「鼻に挟み撃ち」 『「国境なき医師団」を見に行く』「小説禁止令に賛同する」「今夜、笑いの数を数えましょう」「ど忘れ書道」「ガザ、西岸地区、アンマン」「福島モノローグ」「われらの牧野富太郎!」「今すぐ知りたい日本の電力」「ラジオご歓談!爆笑傑作選」「東北モノローグ」「能十番」などがある。
音楽家としてもジャパニーズヒップホップの先駆者として活躍し、カルチャーシーン全般に影響を与えた。
盟友・みうらじゅん氏とは共作「見仏記」シリーズで新たな仏像の鑑賞を発信し、武道館を超満員にするほどの大人気イベント「スライドショー」をプロデュースするなど、常に先の感覚を走り創作し続けるクリエーター。現在はnoteで「ラジオご歓談!」を配信中。
音楽活動においては日本にヒップホップカルチャーを広く知らしめ、日本語ラップの先駆者の一人である。現在は、ロロロ(クチロロ)、いとうせいこう is the poetで活動。いとうせいこう is the poetファーストアルバム「ITP 1」が発売中。
テレビのレギュラー出演に「ビットワールド」(Eテレ)、「フリースタイル日本統一」「楽しく学ぶ!世界動画ニュース」(テレビ朝日)、「新TV見仏記」(関西テレビ)などがある。
NHK朝の連続テレビ小説「らんまん」では主人公が憧れる植物学者里中芳生を演じた。
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1985年~1989年
今までになかった、全く新しいギャグ・ユニット「ラジカル・ガジベリビンバ・システム」にシティーボーイズ、中村ゆうじ、竹中直人らと共に参加。1985〜89年まで活動
1992年
著書「ゴドーは待たれながら」の一人芝居(役者:きたろう)を演出
1995年〜1998年
「シティボーイズ・ライブ」に中村有志と共に95〜98年まで構成&出演で参加
1997年
シティボーイズ三鷹公演、フジテレビ・アナウンサーによる朗読会98年「ラヴシーン3」、 99年「ラヴシーン4」などの構成/演出等を努める。
2000年
国立劇場2000年8月特別公演「新しい伝統芸能-怪しの世界-」で野村万作、萬斎親子共演による狂言「鏡冠者」の作を努め、現在も野村氏の各地公演で幾度も再演されている。
2002年
2002年に日本を代表する笑いの劇作家(別役実、井上ひさし、筒井康隆、ケラリーノ・サンドロヴィッチ)各氏と 新しくモダンな東京の笑演劇を実践する舞台公演「空飛ぶ雲の上団五郎一座」をラフォーレ原宿にて旗揚げ。 いとうは脚本/総合演出/出演を務める。 2004年には、第二回公演「キネマ大作戦」をシアターアプルにて行う。
2006年
「シティボーイズミックス・ライブ」に5年ぶりに構成&出演で参加。
2007年
「レミゼラブ・ル」脚本・演出がブルースカイのため、初の役者のみの立場で出演。
アルバム「業界くん物語」(1985発売/東芝EMI)
アルバム「建設的」(1986・1991CD再発/ ポニーキャニオン)
12インチEP「BODY BLOW」 (1986・1991CD再発/ポニーキャニオン)
CDアルバム「MESS/AGE」(1989/アストロネーション・レーベル)
CDアルバム「SUBLIMINAL CALM」(1992/ビクター ※SUBLIMINAL CALMは藤原ヒロシとのユニット)
CDアルバム「OREDESM」(1992/ソニー)
CDアルバム「The Vaginals」(1994/東芝EMI ※選曲/監修で参加)
「カゼアナ」(2008) ※いとうせいこう&POMERANIANS≡名義
「JUST A ROBBER 1」(2008) ※JUST A ROBBER名義
「ミュンマー軍事政権に抗議するポエトリーリーディング」 いとうせいこう FEAT.KAN TAKAGI・DJ BAKU・DUB MASTER X(2008)
「ミュンマー軍事政権に抗議するポエトリーリーディング QUIET」 いとうせいこう・沢知恵・DUB MASTER X(2009)
THE DUB FLOWER「WORLD HAPPINESS」(2009)
いとうせいこう & Tinnie Punx/Subliminal Calm 「TOKYO SUITE Selected by NIGO」(2009)
ロロロ「everyday is a symphony」(2009)
ロロロ「CD」(2011)
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小説
「ノーライフキング」(1988/新潮社、91/新潮文庫)
「ワールズ・エンド・ガーデン」(1991/新潮社、94/新潮文庫)
「解体屋外伝」(1993/講談社、96/講談社文庫)
「波の上の甲虫」(1995/求龍堂、98/幻冬舎文庫)
「豊かに実る灰」(1996/マガジンハウス)
「BACK 2 BACK」(2012/河出書房新社 ※佐々木中氏共作)
短編小説
「ハプニングみたい」(1992/講談社 2002/講談社コミックス ※岡崎京子氏共作)
「去勢訓練」(1997/太田出版)
紀行文
「からっぽ男の休暇」(1991/講談社、94/講談社文庫)
「見仏記」(1993/中央公論社、97/角川文庫※みうらじゅん氏共作)
「秘 見仏記」(1995/中央公論社、99/角川文庫※みうらじゅん氏共作)
「スキヤキ」(1995/集英社)
「岩だらけの懐かしい星」(1996/角川書店)
「見仏記 海外篇」(1998/角川書店、00/角川文庫※みうらじゅん氏共作)
「見仏記 親孝行篇」(2002/角川書店、05/角川文庫※みうらじゅん氏共作)
「見仏記 ゴールデンガイド篇」(2009/、11/角川書店※みうらじゅん氏共作)
「見仏記 ぶらり旅篇」(2011/角川書店※みうらじゅん氏共作)
コラム/エッセイ集
「コンビニエンス物語」(1990/太田出版、92/新潮文庫 ※泉麻人氏共著)
「ワールド アトラス」(1990/太田出版、97/幻冬舎文庫)
「全文掲載」(1992/新潮社、95/新潮文庫)
「ボタニカルライフ-植物生活-」(1999/紀伊國屋書店、2004/新潮文庫 ※第15回講談社エッセイ賞受賞)
「職人ワザ!」(2005/新潮社、08/新潮文庫)
「自己流園芸ベランダ派」(2006/毎日新聞社)
「江戸のセンスー職人の遊びと洒落心」(2009/集英社新書) ※荒井修氏共著作
児童文学
「難解な絵本」(1990/角川書店、93/角川文庫)
「アタとキイロとミロリロリ」(1994/幻冬舎、98/幻冬舎文庫)
翻訳文学
「セケン・ムナサンヨー」(1992/角川書店)
「マルクス・ラジオ」(1995/角川書店)
対談集
「西麻布ダンス教室」(1994、98増補新版/白水社※桜井圭介、押切伸一氏共著)
「世紀末は世紀末か」(1995/早川書房 ※赤間啓之氏共著)
「ダンシングオールナイト」(1998/NTT出版※桜井圭介、押切伸一氏共著)
「他流試合」(2001/新潮社、金子兜太氏共著)
「文芸漫談-笑うブンガク入門-」(2005/集英社)
「プランツ・ウォーク 東京道草ガイド」(2011 /講談社※柳生真吾氏共作)
戯曲集
「ゴドーは待たれながら」(1992/太田出版)
コント集
「幻覚カプセル」(1992/扶桑社)
その他
「禅絵魂」(2000/小学館 ※川崎ぶら共著)
「小説版 未来日記」(2000/ソニーマガジンズ ※監修で参加)
「怪しの世界」(2001/紀伊国屋書店、共著)
「うんちくブック」(2003/双葉社、監修で参加)
「熱血スペシャ中学公認教科書 おませさん」(2004/双葉社、監修で参加)